皆さんこんばんは。
【京都鉄道博物館】には583系のクハネ581-35と489系のクハ489-1が展示されております。国鉄型特急車両2大ツートップが並んで展示されているのも圧巻ですが
その2両にラッピングして懐かしいカラーリングが復活という
非常に興味深いイベントがプレスリースされましたね。
583系にはラベンダー色（水色？）に濃い緑のラインが入った通称「シュプール＆リゾート色」、489系には金沢～上野間の特急白山の専用色だったオイスターホワイトに薄赤と青のラインが入った「白山色」
館内やインターネットで投票を9月30日まで行い10月1日に発表、票数が多い方がラッピングが施され10月14日～翌年1月31日まで展示されるとのことです。
ファンの間では当時から賛否両論だったこの【シュプール色】、【白山色】をラッピングするとは「なかなか憎い演出を(笑)」と思わず唸ってしましましたね(^_-)-☆
【シュプール色】は（というよりどちらかというと第1次急行きたぐに色と言った方が良いかも）1992年より当時京都総車の583系10連×6本に施工されました。
急行きたぐにはもちろん当時はシュプール号も多数関西～信州方面に運転されてましたし夏には大阪～青森間の急行東北夏まつり号や神戸～軽井沢間の急行シャレー軽井沢号などの臨時列車にもこのカラーリングの時は運用されてましたよね。
僕もこのカラーリングの時、急行きたぐに号に乗車したことあります。
僕も当時はどちらかというとこの色にはイマイチ良さがわからず（やっぱり青とクリームのオリジナル色が良いのは言うまでもありませんが…）「似合わないな~」と思い全然記録してないのです。
このカラーも結局5～6年位しか見られず、1997年辺りから急行きたぐに号と言ったらお馴染みのJR西日本標準カラーリングに変更されましたからある意味この色は貴重なんですよね。今になって思うと記録しておけばよかったと後悔してます。
そういえばこのカラーの583系は北海道の伝説の番組「水曜どうでしょう」でサイコロの旅1でどうでしょう班4人が乗車したことありますね（寝台券が3人分しか取れず、大泉洋が1人だけ自由席に座るシーンで有名）
その時に新大阪駅に到着するきたぐに号はまさしくこのカラーの時の583系でした。
583系の歴史の中で短期間だったこのカラーリングが投票次第ですが見られるのは楽しみですね。
【白山色】は1989年より金沢区のオール489系9連×4本に施工されました。このカラーリング変更の際白山編成は車内を徹底的にリニューアルしました。
普通車はR51形簡易リクライニングシートをバケットシートに改造したり、6号車半室に「ラウンジ&コンビニエンスカー」を設置したり上野～金沢間を長距離走行する白山号に相応しい車内に改造されたのです。
僕はこの編成は結構乗車しましたね。白山運用の時ももちろん乗りましたし白山廃止後はこのカラーリングのままで急行能登号や臨時の特急はくたかにも運用され北陸に旅行に行くときには必ずお世話になったものです。
特急白山時代には「ラウンジ&コンビニエンスカー」もカレーやウナギ弁当等暖かいメニューもありましてここで弁当や飲み物を購入してラウンジで食べたのもいい思い出ですね。
この色は賛否両論ありましたが僕は結構気に入っておりまして窓回りがピンク色なのが今までにない感じで気に入っておりました。でも当時はまだ撮影には嵌っておらずこの白山色も記録していないんですよね～。残念です。
白山が廃止になった1997年以降順次国鉄特急色に戻りまして急行能登や臨時はくたか、首都圏へのTDL臨時列車、あとこの編成で忘れてならないのは多客期の大阪～新潟間の臨時特急ふるさと雷鳥等で活躍しました。
上野、金沢間の長距離特急として貫禄ある姿を見せていた晩年の伝説のカラーリングがこちらも投票次第ですが見られます。
僕はどちらに投票したか…。ハイ、489系白山色に投票しましたよ(^_-)-☆
でもできれば583系、489系どちらともやってしまえばよいのになとは正直思いますネ(^_-)-☆
この色の時撮影していればな～なんて思いました。まぁ後悔先に立たずですね。
なので晩年の姿を最後に貼っておきます。
2010年3月 489系金沢車H編成 9連 団体臨時列車の大阪送り込み回送 長岡京駅で撮影
2010年3月 583系京都車B編成10連 急行きたぐに号京都総車入庫回送 長岡京駅で撮影
この今回の粋な企画、果たしてどちらのカラーリングになるのか？
で、展示公開されたら是非、現地で見てみたいものですね。
