皆さんこんばんは。
4月になりました、相変わらずコロナウイルスが猛威を振るっており感染者数も増えています、外出自粛や学校の休校で人間も経済も回らずに先行き不安に陥ってます。
月並みな言い方かもしれませんがとにかく感染しないように自分自身で気を付けること、感染者数が減り収束に向かうことを願うばかりです、そしてその先にはいつも通りの楽しく、有意義な日々を送れるように…。
世間的にこんなだから撮影に出かけるのも二の足踏みますよね、先週の名古屋遠征から撮影してませんので今回は久々に回顧録を書きたいと思います、写真を見返していたら「懐かしいな~」と思える写真がありましたので当時を振り返りながら紹介いたします。
2010年11月23日、この日は京都、新大阪~京都、兵庫北部間を走行する特急列車群を撮影しに行きました、現在では287系、289系が活躍しておりますが当時は元485系で交流機器を撤去、使用停止にした183系が主力でした、新車が投入されるなんて噂がちらほらありましたがここに来れば国鉄特急色の特急電車が見れたのです(但しまだ485系の雷鳥号が走ってましたので北近畿地区の183系はまだ地味な存在でしたけどね)
関西にはこの時期には485系雷鳥号を撮影しに行ってました、その際に福知山区の183系も必ずセットで撮影したものでした、なのでこの日はいつもと違う京都北部で存分に撮影してみようと強行日帰りで出掛けた訳であります。
夜行バスで京都に行き、山陰本線の普通列車で綾部、福知山方面へと向かいました、で綾部駅のお次、高津駅で降りて撮影しましたね、ここは複線、直線で撮影するには条件良いかなと思い直感で降りたんですけどね。
福知山区の国鉄特急色(窓下に赤ラインがありますが)183系700、800番台の編成です。この編成は1986年の福知山線電化の時に投入された編成でのちに交流機器を撤去して183系になったグループです。グリーン車は半室構造のクロハ481を組み込んでいるのが特徴、当時はこの183系B編成を撮りに来たようなものでした。
北近畿タンゴ鉄道KTR8000形 4連 特急タンゴディスカバリー号
天橋立、宮津から京都間は183系のはしだて号とKTR8000形のタンゴディスカバリー号2本立てでした。KTR8000形のこのカラーリングも懐かしいですね、今では5編成とも水戸岡鋭治先生により車内リニューアルされカラーリングもメタリックの藍色の「丹後の海」号となりまして活躍してます。
まだニューカラーになってからは見ていないんですがフロントが盛り上がっている面白いスタイルのKTR8000形には藍色のシックなカラーなかなかお似合いだと思うので是非見て撮影したいですね。
現在でははしだて号、まいづる号の一員に組み込まれて上下2本ずつの運用に就いてますし京都丹後鉄道内のタンゴリレー号、通勤ライナーにも運用されています。
その後福知山から福知山線に乗り、福知山線北部では有名な市島~丹波竹田間で撮影しました。
183系A編成+C編成 特急北近畿号 市島~丹波竹田間で撮影
JR西日本標準色をまとったこの編成は1996年京都~福知山間電化の際に投入されたグループでグリーン車は全室構造のクロ481を組み込んでおり、元しらさぎ編成のクモハ183とクハ183で分割、併合が可能な編成でした、はしだて、まいづる運用に就くことが多かったですが福知山線系統の北近畿号にも運用されてましたね。
183系 B編成 4連 特急北近畿号 市島~丹波竹田間で撮影
6連が所定でしたが4連確か2編成あったんだったかな?
183系 C編成+A編成 特急北近畿号 市島~丹波竹田間で撮影
北近畿タンゴ鉄道 KTR001形 特急タンゴエクスプローラー号
市島~丹波竹田間で撮影
大阪方面には183系の北近畿号とこのKTR001形 タンゴエクスプローラー号の2本立てでした、KTR001形はバブル期を象徴した車両でしたね、ハイデッカー、フロントパノラマ、そしてメタリックゴールドという豪華なカラーリング、しかし京都方面、大阪方面と何度か運用持ち替えがありましたし故障が多く183系が代走したりと立派な車両の割りには不運な感じがしましたね、2011年でJR西日本直通運用は廃止、2013年で線内運用も廃止されて2編成の内1編成は西舞鶴に留置されており自走できないようですが第二編成が残りまして線内特急列車たんごリレー号の代走運用で時折往年の走りを見せてくれます、結構代走の機会はあるみたいなので久々に豪華気動車特急車両を見てみたいですね。
このBB編成は2009年に雷鳥用の485系を改造した編成でどちらかというと波動用の性格が強い編成でした、窓下の赤ラインもありませんでしたしね。2年位ですぐに廃車になった編成だったと思います、なのである意味貴重な編成が撮れていましたね。
183系 A編成 特急文殊号 市島~丹波竹田間で撮影
文殊号は新大阪~天橋立間を直通する列車でした。北近畿号がこうのとり号に改称した2011年ダイヤ改正で文殊号は廃止されました。
ここで撮影を終えてから福知山駅に戻りました。
夕暮れの福知山駅でも色々撮影しましたね。
福知山駅で撮影
下りは豊岡、城崎方面と宮津、天橋立方面、上りは新大阪方面と京都方面で交互に乗り換えが出来るダイヤ構成となってます、なのでこのような並びが結構見られて賑やかでなかなか面白かったですね。
福知山駅で撮影
確かこの日はマラソンがあった日みたいで臨時列車が出ていたんだな。
団体客を載せて183系 B編成が大阪方面へ発車していきました。
福知山駅で撮影
長々と当時の撮影した183系を始めとする列車群をし紹介してきました。
この時撮影した車両はほとんどが見られなくなってしまい「あれから10年経ったんだよな~、早いな~」と思ってしまいました、今見返してみるとこの時しっかり記録して良かったな~と思える写真ばかりですね、
今度は287系、289系等が活躍している「今」を記録しに再来したいものですね。
2010年11月23日撮影記、以上です。